びーまかの活動記

これまでの大会の感想や気になったことを地道に投稿していきます。

JAIST2023入試ブログ

お久しぶりです。びーまかです。数年ぶりの更新ですね。 私はこの度3月に高専専攻科を卒業し、現在は北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の修士1年となっています。 甥っ子(5)からは「え、まだ勉強するの…?」と言われました。

JAISTは、他の大学と入試形式が少し異なります。 一般試験の場合、筆記試験はなく代わりに「本学入学後に取り組みたい研究課題について」というテーマで 小論文の提出・プレゼン資料による発表を行います(詳しくは学生募集要項を確認)。また高専専攻科生には、協定校対象推薦入学特別選抜という選択肢もあります(後述)。

私は一般受験を受けて合格したので、これから受験に挑む後輩に向けて備忘録を残します。

受験前にやったこと

受験前は、一般受験を受けた人のブログを大量に読みあさることで情報収集を行い、対策を立てました。 確実な情報では無いのですが、以下のような噂を集めました。

  • 研究に対する質問を特にされる
  • 面接官は専門外の先生もいるので、その人にも特にわかりやすいような内容にする
  • 英語の口頭試問はない(これはオープンキャンパスの際に先生から聞きました。昔はあったけど今はないそうです)
  • エントリーシートに書いた得意教科について口頭試問されることがある
  • 線形代数の基礎的な用語の定義について口頭試問されることがある(得意科目に数学科目を書くと、もう少し詳しく質問されるみたい?)

本来は、自身の担当教員と行きたい研究室の教員に小論文・プレゼン資料共に添削を受けるべきなのですが、私は非常にゆっくり出願準備をしたので十分に添削をお願いできませんでした。みなさnは私のような真似をしないようにしましょう。

準備がギリギリになったため、受験では付け焼刃の知識ではなく、自分が一番自信を持って語ることのできる学部自体の研究をベースに話そうと決めました。

完成したスライドについて

受験で使用したスライド資料は以下の通りです(一部改訂をしています)。

www.slideshare.net

意識したのは3点です。まず分かりやすく相手に伝わるよう、以下の様につながったストーリーを作り、専門用語には説明文を入れました。

  1. 今こういう研究をしている
  2. こういう問題が起きた
  3. なぜこの問題が起きたのか
  4. ではどのように解決するのか
  5. 解決方法の具体的な手法
  6. 評価方法
  7. まとめ

また電子情報通信学会によると、論文の査読基準は新規性・有効性・信頼性・了解性だと言われています。私の場合は「その研究っておもしろい?自明じゃない?やる意味あるの?」という頭の中の声と戦い、研究内容を「問題なく実現できること50%+成功するか分からない新しい試み50%」という構成になるよう意識しました。(実現性が多少薄れてでもおもしろさをアピールすることは重要なのでは?と個人的には思っています)

最後に、先人の合格体験記を参考にして、スライド末尾にまとめをいれました。質問でよく聞かれるらしい「先行研究との違い」「期待される成果」も項目に加えています。

※受験では、発表後に面接官から「非常に分かりやすい内容でした」とお褒めいただいたので、スライドの指針はよかったのかなと思います。

想定していた質問

受験で聞かれると思い練習していた質問一覧は以下の通りです。

通常の想定質問

  • 志望動機
  • どの研究室に行きたい?なぜそこを選んだの?
  • どうしてもこの学校・この研究室でなければならない理由は?
  • 受けてみたい授業は?その理由は?
  • 修士卒業後の進路は?
  • 学生時代に力を入れたことについて
  • 現在はどんな研究をしているの?
  • 逆行列固有値・対角化など線形代数の基礎となる用語の確認・導出の方法の復習
  • 嫌いな科目とその理由は?

発表スライドに関する質問

研究に関連する用語や情勢について答えられるよう意識しました。

  • なぜシステムの評価方法にt検定を選んだの?
  • なぜ質問語幹リストを採用したの?他にないの?
  • どのように質問リストを作るの?
  • 研究室の先生と研究内容について話し合った?
  • 先行研究の論文はどの程度読み込みましたか?
  • このアプローチはどこで思いついたの?
  • なぜ先行研究ではあなたの提案手法が使われていなかったの?
  • この研究の難しい点はなに?
  • この研究の対象年齢は?
  • アクティブラーニングとは?プログラミング的思考とは?協調学習とは?
  • 現在の小学校のプログラミング教育の目的とは?

質問されたこととその回答

実際に受験で聞かれた内容は以下の通りです。研究に対する質問が多く、学部でコツコツ調べものをしていてよかったと思いました。

  • そもそも小学校のペアプログラミング教育のイメージがないのだが、どういう実態なの?
  • あなたは現在、教育系を専攻している学生なの?
  • この研究の新規性は?
  • 質問語幹リストについての新規性や、工夫しようと思っている点はある?
  • 小学校ならではの工夫している点はある?
  • 具体的な提示法だと、片方だけ学習しちゃって成果にならないんじゃない?
  • 研究に関連して受けたい授業とかある?
  • 何でペアプログラミングをえらんだの?
  • これまで学校でどのような数学の授業を習っていましたか?
  • 線形代数逆行列について説明して。
  • 英語を自己採点すると何点だと思う?
  • このプレゼンを作るにあたり、英語の論文を読んだ?
  • (得意科目について)どんな授業なの?プログラムを実際に何行くらい書いたの?

入試結果

無事に合格しました。

協定校対象推薦入学特別選抜

JAISTでは高専と推薦入学協定を結んでおり、特別選抜を受けることができます。特別選抜では書類審査・行きたい研究室の先生との面談を経て推薦を出すことができるそうです。高専から行きたいと考えている学生は、このアドバンテージを活かして一般受験の前に特別選抜を受けることをお勧めします。

私も本当は受けようと思っていたのですが、締切を勘違いしており受けられませんでした(HPには出願締切が12月初めと書いていたのですが、出願前の面談申請などを10月末までに受けないといけませんでした)。

皆さんは私を反面教師にして、周りの人とよく相談し、要項も熟読してから受験することをお勧めします。 この記録が、私の後輩となる学生の一助になることを願います。

おまけ

先週から石川に越しました。4月なのに桜が咲いていて感動しました。校舎きれいだけど広くて迷子になる

おばあちゃんの2019を振り返る

この記事はICT Advent Calender 201930日目の記事です。

昨日記事を書いたのは、kurokoji先輩と

kurokoji.hatenablog.com

るいコ先輩です!

/ アドベントカレンダー更新されたらここにリンクを貼る /

まじめに今年の反省と来年の抱負を書きます。
結構重い話になるかと思います。

今年の反省

今年はどんな年だった?

今年は私にとって、本当にしんどかった年です。こんなに病んだのは初めてでした。
今年あったことを下に書き連ねていきます。

さやえんどうでの活動

私は、チームさやえんどう(メンバーは私、kishimon先輩、Java、ふんど、2tf)のリーダーとして高専プロコン2019とPARADISE JAMに出場しました。

2・3年はパソコン甲子園に出場していた私にとって初めてのプロコン。初めてのリーダー。後悔と反省の多い大会となりました。詳細は私の過去記事(これこれ)を見てくれたら分かると思います。

技術不足やいい加減な性格、頼りなさ…自分のダメな部分が沢山露見してとても辛い気持ちになったし、メンバーや友達、ICTのメンバーに迷惑を掛けました。その節は大変すみません…お気遣いありがとうございました。

でも、出場してよかったとは思っています。確かに辛かったけど、自分のダメな部分をきちんと自覚することができました。この経験を次の大会や自己改革にきちんと繋げていくことが、私にとっての課題だと思います。

進路

私が進路をきちんと考える契機となったのは、夏休み頃M教授に就活の話を持ち掛けられたことです。
それまで私は成績が良かったので、何となく進学して何となくいい会社に就職しようと思っていました。しかし就職の話を持ち掛けられたことで、「そんな適当な理由で進学する位なら就職のほうがマシでは?何故私は進学したいの?進学して何をしたいの?」と考え出し始めました。

自分が将来何をしたいのか?と考えること…ホントに辛かったです。 考えても考えても出てこない。誰かに代わりに私の進路を決めてほしかった。
合宿中はプロコンで病んでた時期と進路で病んでた時期が重なってたので1番辛かったです。ウエハラや同級生に泣きついてた。

とりあえず現段階では、目先のやりたい内容を幾つか見つけたこと、周囲の環境を理由に、専攻科に進学しようかと考えています。
但し、まだ将来やりたいことを見つけられていない上進学先も十分調べ切れていないため、来年になっても悩み続ける予定です。
もっと自分の進路に自信が持てるようになりたい。

※因みに進路が確定したら改めてブログを書く予定です

はじめての妖精さん

私は今年初めて、パソコン甲子園妖精さんを体験しました。手伝った内容は主にポスター・シナリオ・パンフレット・発表スライドです。

妖精さんは思った以上に難しかったです。自分の制作物でないため、私の制作物に対する理解力も足りなかったし、添削依頼者との間で何度も作品の解釈に齟齬が生じました。
また私はあくまで補助役という立場だったため、どの程度まで添削すべきなのか悩みました。依頼者の成長を促すには、私自身は添削をせずに意見を言うだけがベスト…でもそんなことを考える時間は無い…悩みに悩んだ上、私は完成度を優先し大幅に介入しました。

添削終了後、M教授に「あれ殆どびーまかのデザイン・書き方になってたよ、それに審査員へアピールするポイントが若干ズレてる」と指摘されアア…しました。
作品を全て理解した上で意見出ししかしない妖精さんが最善なんだろうけど…思っていた以上に自分の力と時間が足りなかったです。

来年の抱負

今年の反省をもとに考えた来年の抱負は自分がやると言ったことは責任もってやり遂げることと、やるべきことから逃げないことです。
さやえんどうのリーダーだって、自分に能力が無いことを鑑みたとしても最低限の務めだけはすべきだったと思うし、今年進路でここまで悩んだのはそれまで進路について全く考えてこなかったせいです。そこで、この2つを念頭に置いた上で来年やりたいことを具体的に書いていきます。

来年のプロコンチームの自称副リーダー

私は来年もプロコンに参加予定です。
メンバーは私、ウエハラ、かりんと、きしりん、たぴおか、新入生(予定)。

但し、チームリーダーのウエハラはICT委員会の委員長も務めています。おまけに来年は委員長が他プロコンチームや他大会チームの様子も気に掛ける制度ができるなど、かなりお仕事が増えるらしい。
私は最上級生として、そしてウエハラの友達として、負担を減らしてあげられるようフォローしていきたいと思っています。

卒研・進路決め

前述しましたが、私が見つけた「目先のやりたい内容」の1つが卒研の内容です。担当の先生には進路相談も踏まえ自分がやりたい内容を説明したので、5年生はそれをしっかりやりたいです。
また、専攻科進学を進路について考えるのを先延ばしするための道具にしたくないので、進学組と同じ期限内で自分の将来をきちんと決めたいと思っています。考えた上で、専攻科でなく大学に編入したいと思ったらもう死ぬ気で受験勉強しないといけない…

プログラマーに復帰する

私は今年出場した大会で、一切コードを書いていません。来年は、卒研とプロコンを通してプログラマーに復帰したいと思っています。
そのための足掛かりとして、mito先輩が卒業する前にりょーこんをきちんと引き継ぎたいです。

勉強!!

4・5年生は授業の教科数が少ないので、その分1つの強化に勉強う時間を割けます。4年と5年で席次1番をとりたい。

自分の体調は自分で管理する

プロコンで大いに反省した点です。4時間睡眠に対して「今日めちゃくちゃ寝れるじゃん!」とか思ったり、1日1食しか食べず体重減らしたりするの本当によくない。自分の体調を自分で管理できず他の人に諭されるって、大分情けないと思いました。
忙しい時期に睡眠時間が短くなったりご飯がおざなりになってしまうのは仕方ないかもしれないけど、それをきちんと悪いことだと理解した上で体調を崩さないよう調整することを気を付けます。

最後に

来年はいっぱいやるやる言っちゃったから、最低限のことはきちんとできるようになりたいです。 来年の年度末にこの記事を振り返った私が、きちんと自分の頑張りを誉めてあげられるようにがんばりたい。

真面目に書きすぎた。まあ、あまり根を詰めず推しを推しながら楽しく5年生やる予定です。

明日は大晦日!記事を出してくれるのは、我らが委員長ウエハラですね。楽しみ(..)_

#procon30 さやえんどうハイライト部門まとめ

これは、プロコン当日に起こった出来事を、ハイライトを基にまとめていくだけのネタ記事です。ネタ記事です
私の視点でさやえんどうのあらましを書けていけたらいいな。

まじめなやつは前回の記事を見てください。

プロコン0日目(10/12)

那覇空港鹿児島空港

初日、鹿児島へ向かわんとする

飛行機に乗ったふんど「あれ…スマホがない
スマホを探して荷物をあさるふんど、しかし結局見つかることはなく係員に紛失届を出して、飛行機は鹿児島へと旅立っていった。
そして、鹿児島に飛行機が着陸した直後。
「○○(M教授)様、ANAサービスカウンターまでお越しください」という機内放送。嫌な予感は的中し、ふんどが那覇空港スマホを置き忘れている事実が発覚した。教授に頭を叩かれるふんど。
草しか生えない。ふんどはハイライト部門最速での優勝を決めた。

昼ごはん~夜ごはん

プレゼン資料に忙しい私とふんどはホテル待機組になり、残りの3人が外食&弁当食べに行く係となった。
やがて3人が弁当を持って帰ってきてくれたのだが、ここでじゃばが「いや、ここのマイマイが~」と話を始める。なんと手袋も買って帰ってきている。
こいつ鹿児島に来てまでマイマイしやがって
じゃば、ちなみにこの後M教授にちょっと怒られる。やったね。


因みにここのホテルには私が立ち上がれるほどの広い押入れがあり、私はそこの上の段に入って作業をしていた。ただこの押し入れ、外側からきれいに扉を閉めることができない。そこで、私が入った後きしもんセンパイに扉を閉めてもらった。

その後、なぜかt先生が部屋に入ってくる。この先生、確か競技組の顧問なのに…なんでさやえんどう部屋にいるんだ??そしてそのまま作業を始める。いや、まあいいんですけど。
で、確かきしもんセンパイが私に話しかけてきたから「なんですか?」と言って押入れから出てきたんだよね。t先生が「うわぁっ」って叫んだあと「…びーまかさん?何してるの?」と冷めた目で聞いてきた。いや、違うんです、t先生。


そしてきしもんセンパイに「びーまか、ホースにLANケーブル通してくれない?」と頼まれた私は、押入れから出てホースとLANケーブルを手に取る。中に入れてみる。入らない。1/4くらいまでは入るんだけど、そこから先はケーブルが引っかかってしまい、どうしても入らない。
そこで私は、「まず細い紐をホースの中に通した後、紐とLANケーブルを結び付けて紐引っ張ればいいんじゃない?」と思いつく。
ただ、この紐通す作業がつらい。私は押入れの上に登り、なるべく高い位置からホースに紐を通そうとする。LANケーブルよりは入りやすいが、なにせ地道にしか進まないし、3mも通さなきゃならない。ここで私が腰を痛める。

それで私、きしもんセンパイ、ふんどで頑張って紐を通してたら、t先生が「…それは今、何をやってるの?」と聞いてくる。確かに傍から見たらヤバイ儀式にしか見えない。私は「ホースの中にLANケーブル通すために、まずこの紐を通したいんですよ~」、きしもんセンパイが「掃除機とかで紐吸い上げたら通るかな~?」と説明した。
t先生は「ふーん、そうなんだ。」と返すと、そのまま部屋を出て行ってしまった。まあもう合同MTGも終わったし、この部屋にいてもやることないし、部屋戻ったのか、と思うじゃん?

「あの…持ってきました。」
なんとt先生は掃除機を片手に部屋に戻ってきた。
「えっほんとに持ってきたんですか!?」と驚くきしもんセンパイ。私も部屋戻ったんじゃないんかい!と内心驚く。
その後、持ってきた掃除機を使って紐をあっさり通すことができた。数十分の格闘が一瞬で終わってしまい、私は紐がするする引っ張られていくのがおもしろくてケタケタ笑っていた。当時の私は何がそんなに面白かったのか、今となっては分からない。

夜ごはん~夜MTG

昼同様、待機組の私&ふんどと、外食&弁当買い出し担当の3人。
疲れていた私は、押入れの中でパワポを作りながら、甥っこ姪っこの写真を見て元気を出していた。

そして事件は起こる。私が押入れの中、ふんどが机の上で作業をしていて、私がtwitterで流れてきたクジラの動画を見ていた時のことだ。
「ウォーン(クジラの鳴き声が流れる)」
音だけ聞こえているふんど「…それ、びーまかセンパイの声に似てますね
びーまか「エッ今聞いてるのクジラの声なんですけど」
こいつホントに…余計なことを言いやがって…このネタのせいでその日の夜は限界開発をしてしまったし、沖縄に帰ってきた後もみんなにいじられてる。ふんど許さん。


その後ふんどは銭湯に行き、しばらくして部屋に戻ってきた。私は相変わらず押入れに引きこもってパワポを作っていた。
帰ってきたふんどが「テレビつけていいですか?」と聞いてきたので、私は「いいよ~」と答える。押入れの扉越しに聞こえてくるナレーターの声。どうやら私の知っている番組が流れているようだった。
そこで、「私もテレビ見て休憩しよ~」と思い、押入れから出てテレビに目を向けた瞬間である。

うみまもると書かれた段ボールでテレビの画面が隠されている写真

え?????

え?????

うみまもる?????

ふんどに「えっ何でテレビの画面隠してるの?」と聞くと、「テレビの画面流れてると、集中できないじゃないですか。雑音だけ欲しかったんです。」と返される。
なるほど、説明されたら納得いく、いくんだけど…何も知らずにこれをみた人の気持ちを考えてくれ。自分の頭がおかしくなったと思うだろ。というか、「うみまもる」って書かれたこのテレビ見てるとじわじわ来るからやめてほしい。私はもちろんこの後爆笑した。

その後弁当を買って帰ってきた外食組に、テレビの画面を見せる。
じゃば「エッふんど、なにやってんの」
ふんど「いやこの部屋、普段うるさいやつら(主にじゃば)がいなくて静かだったから、何か雑音がほしかったんですよ。」

じゃば「俺らの雑音がほしかったってマジ?俺らがここ(部屋)にくるまで何の話してたか分かるか?水素水三部合唱の話だぞ。」
私は早急にこのチームのリーダーをやめたくなった。

まだ20時過ぎたあたりだぞ??
なんでうちのチームは既に深夜テンションになってるんだ???

その後夜MTGがあるまで水素水三部合唱を聞かされたり、「もうやだチーム解散する!」と叫んだ私の悲痛な叫びを「あっ、今のクジラの真似ですか?」と返されたり、クジラネタに腹を立てた私がふんどの弁当に生姜をのせ、怒られたりする。

何度でも言いたい。
まだ20時だって言ってるだろ!!!!

MTG~デスマ

21:00。全員がさやえんどう部屋に集まり、夜MTGが行われる。
限界を迎えているさやえんどうに、M教授の「そんなことはどうでもいいから開発しろ!」という喝が入り、MTGが終わって5分くらいは治安が良かった。
5分しか治安はよくなかった。

もう詳細書くのめんどくさいから後述するまとめ見てほしいんだけど、その後もさやえんどうは限界開発をする。

0:00。ここでシナリオが完成したため、明日プレゼンをするふんどを就寝させる。
1:00。ふんどは眠れない。布団で寝ているふりをしている。
2:00。ふんどが「雑音欲しい」と言ってテレビを付け始めた。さっさと寝ろ。

スマホが無く、明日のプレゼンで緊張していたこともあったのか、ストレス過多のふんどはなかなか寝てくれない。結局ちゃんと寝たの2・3時間位じゃないか…?テレビを見つめるふんどの顔は、ただただ虚無だった。

3:00。この辺から、にとふとじゃばの意識が朦朧とし始める。私は「なんだこのセリフ何書きゃいいんだよ!?クソスライドが!!」とキレ始める。きしもんセンパイは黙々と作業を続けている。

じゃばは仰向けで布団の山に突っ伏していたかと思えば、突然頭を上げてパソコンを触りだす。かと思ったらまた突っ伏す。と思ったらまたパソコン。これの繰り返しだった。急によくわからない寝言も喋る。寝ながら開発するなんて…器用だね。

にとふも座りながら寝て、たまに起きてを繰り返していた。「なんかここまで来たら朝まで起きれる気がしてきた」というフラグを残し、4:00には完全にダウン。瞼をほぼ閉じた状態でスマホを触っていたのが面白くて、きしもんセンパイと一緒にくすくす笑っていた。(今思うと後輩にここまでデスマさせていたのが申し訳ない)

4:00。私がここで眠気に襲われる。いや、パワポも完成していないのに寝るわけにはいかない。しかしこのまま起きていてもパワポが完成する気がしない。でもここで寝たら…もう起きれない…

あれ?そこに眠くなさそうなきしもんセンパイがいる
私「きしもんセンパイ、5分後に起こしてください!」スヤァ

私就寝。きしもんセンパイは5分後に起こしてくれたらしいのだが、私は「あと3分」といって起きない。この後4:30まで就寝する。

4:30。団扇であおがれ起床する。眠い。眠すぎる。きしもんセンパイはなぜ平気そうな顔をしているんだ…?
2度寝したいが、今ここで寝たら死ぬ。寝たいが、寝たくない。そんな私が妥協したのが、白目だった。座りながら白目をむいていた。白目をむくと眠った気分を味わえるが、むいている間は絶対に眠らない。数分間、白目をむいてパソコンを触っていた。
ちなみにこの光景がきしもんセンパイに見られていたらしく、「びーまか限界じゃん」と思われていたらしい。つらい。

5:00になるちょっと前。この頃には、完全に目覚めた私がスライドを完成させる。そして、とうとうきしもん先輩が寝た。押入れの中で。(???)
「押入れ以外で寝るスペースがなかった」とは、後の証言である。

5:00。私のスマホからアラームが鳴った瞬間、隣で寝ていたふんどが、ばっ!!!と勢いよく起きる。ヒエッコワッ。ちょービビった。
「???」顔のふんどに、「今5時だよ、おはよう。もうちょい寝ていいよ」と声をかける私。「いや、起きてます」とふんどが返事をする。ふんど起床。
ここで完成したスライドを見せ、ふんどにプレゼン練習をさせる。

とりあえずデスマは終わり。

0日目ハイライトまとめ

- ふんど沖縄にスマホ忘れる

- じゃば、買い出しついでにマイマイをする

- びーまか押し入れから出てきてt先生をびくつかせる

- 掃除機にホースを突っ込んでロープを吸い出す
  (なお、びーまかがこの作業で腰を痛める)

- 鯨が鳴いている動画を見てるびーまか
  音だけ聞いてるふんど「びーまかセンパイの声に似てますね」
  びーまか「今聞いてるの鯨の声なんだけど?」

- 腹を立てたびーまかがふんどの飯に生姜を乗せる(返却された)

- 夕飯の帰り道で水素水三部合唱の話をする

- ふんどテレビの画面を「うみまもる」と書かれた段ボールで覆い隠す

- びーまか「もうやだこのチーム解散する!」
  にとふ「あ、それ鯨のモノマネですか?」

- きしもん「寒い…」
  じゃば「クーラーの温度下げますか?」

- サイコパスじゃば「お前牛にするぞ」
  きしもん「あっ、でた!」

- にとふ「なにこのチーム…限界……」

- ふんど「舌に口内炎できたんだぜど」
  にとふ「アッ、ジブンモ…」

- にとふ、冷蔵庫を冷凍庫と勘違いしてアイスをしまう
  >アイスを食べようとしたじゃばに被害。キレられる

- きしもんセンパイ、導線になる(足に配線が触れた瞬間ランプが光り出した)

- きしもんセンパイ、押し入れで寝る

- じゃば、寝ながら開発する(デスマ中急にパソコン触り出したかと思えば、
  訳のわからない言葉を喋ってまた眠る

- にとふ、デスマ中座りながら寝て起きて寝て…を繰り返す、
  最早寝てるときと起きてるときの区別もつかないような顔

- ふんど、最も早く寝たはずなのに全く寝れずに全く寝れない
  このあと5時のアラームでびっくりして飛び起きる

- 20分の睡眠を1時間睡眠と虚偽申告したびーまか
  目を瞑りたいが寝るのが怖くて白目を向いていた

プロコン1日目(10/13)

起床~朝ご飯

6:00。M教授、みんなを起こしにさやえんどう部屋にやってくる。既に起きていたのは私とふんどで、にとふが6:00、じゃばが6:30、きしもんセンパイは7:00に起きた。
昨夜誰も風呂に入っていなかったため、ここで急いでお風呂に入る。スーツのベストを着たふんどが、完全にバーテンダーだった。

朝ご飯では、昨日のデスマの話をしていた。「びーまかセンパイ何時間寝ました?」と聞かれ「1時間は寝た。きしもんセンパイよりは寝た。」とドヤ顔したら、きしもんセンパイに「え、いやびーまか20分くらいしか寝てないよ!」と返される。違うんです、これは虚偽申告しようとしたんじゃなくて、寝ぼけてただけなんです。

会場到着~デモ設営

そして全員の準備が整い、いざ会場入口へ。
タップ係のにとふが、先頭が動き出したのを見て会場内へダッシュしていく。
にとふの姿が見えなくなった後、後続の教授達が歩いてくるのだが…なんとその手には、タップの入った荷物がある!!
「あれ?タップこの荷物の中にあるんだけど…にとふ、何持って行ったの?」

えっ…?あいつタップ係なのに、タップ持たずに中入ったの!?えっ!?

その後会場がまだ開いていなかったらしく、にとふがすごすご戻ってきた。手には何も持ってない。あいつはホントに何しに行ったんだ。


開会式が終わった後(因みににとふは開会式のときタップを確保しておらず教授にキレられる)、私とふんどはプレゼン準備でホテルに戻り、残りの3人がブースの設営をすることに。ホテルではびーまかがハイライト生やした特に何事も起こらず、私はプレゼン資料を完成させたあと、忘れ物を取りに来たにとふと一緒に会場へ戻った。

やけに慌てた様子のにとふにブースの様子を聞くと、「やばい」「つらい」とのこと(やばいのはお前の語彙力)。私は戻りたくねぇ…と内心思いつつ、急ぎ足で会場へと戻った。

ブースへ戻るとなんとびっくり!
羽根が根元から折れているじゃありませんか!
笑えない…私は死を悟った。
どうやら「グルーガンがあれば復旧可能だが、どうしてもグルーガンが見つからない」とのこと。他チームの荷物を漁ったりにとふが2回もホテルに戻って探しに行ったりしたが、全く見つからない。一体どこに行った???

するときしもんセンパイが思い出したかのように、「チームの誰かにグルーガンを荷物として託した気がするんだけど…」と呟いた。急遽、全員でカバンの中を漁ることとなる。
そしてまた、あの男が…

あ…あれ?もしかして、これってグルーガンですか?

そう!!だよ!!みんなが必死に探してたのはそれだよ!!おまえ、自分の荷物に入れたのも忘れてホテルに探しに行ってたのか!!
無事グルーガンを発見し、羽根は復旧しました。おのれにとふ。

プレゼン~大会1日目終了

午後になり、ふんどがプレゼンのため会場にやってきた。
ふんどのプレゼンが上手で泣いた話は、前回の記事のチームへの一言で書いたから気になるなら見てほしい。なんなら直接私に聞きに来てくれたら、喜んで語る。

無事プレゼンが終わり羽根も復旧し、来てくれたお客さんを細々と対応する私たち。やがて大会1日目の日程が終了し、荷物を撤収することとなった。


ブースを最後に去ることになったのは私なのだが、なんと机にはディスプレイと余った弁当が残っている。しかし、周りの人たちは全員手が埋まっている状態。誰かに頼むわけにいかず、私は片手にディスプレイ、片手に弁当を担いでえっさほいさと荷物を運んだ。

そしたらね??私が荷物持って階段降りようとしたらね??
階段の下に、何も荷物を持たずスマホをいじっているにとふがいるんですよ。
ふ~ん?ふ~ん???お前は先輩に荷物を持たせるのか??
私はプンスカしながらにとふに弁当を押し付けた。

ホテルに戻る~夜MTG

ホテルに戻った後じゃばは選手交流会へ行き、残りのメンバーと1年女子、かりんで夕飯を食べることとなった。(じゃばはこの後途中参加する)
そこで、ふんどがにとふに夕飯、私にメロンソーダを奢ってくれる。やった!!!!

だが夕飯の最中、さやえんどう部屋に置いてある弁当を回収したいと他チームからの連絡が入った。鍵はふんどが持ってる(今度はフロントに預けてね)。 そこで、早めに食べ終わった私とにとふで先にホテルに戻った。ホテルまでの道を一切覚えていなくても、にとふに着いていけばいつのまにか到着している。楽ちん。


部屋に戻った私は部屋の蛍光灯を変えてもらった後、押入れで爆睡する。そこから暫く、記憶はない。
私が寝ていた間に、きしもんセンパイとふんどが1年女子に店に置いていかれた事件などがあったらしい。何してんの。

MTG~デスマ

私が起床すると、なんと夜MTGは終了していた。私夜MTGの間ずっと寝てたマジ…?まあとりあえず、ここから地獄の時間デスマが始まる。
といっても、私とふんどは明日のデモ審査に向けて話す内容を決めたり、システムをどう動かすのか打ち合わせをする程度で、そんなに仕事は多くなかった。この日の夜は、開発組の方が仕事もプレッシャーも多かったと思う。

だらだらと、明日のデモ用の原稿を書いていた私。するとふんどが「あ、ねえこれかわいいですよ」と、動画を見せてきた。

メタモンの歌。かわいい。
そこで私が、「ポケモン公式動画出してるのか!他にも動画あるかな?」と調べてのが終わりの始まり。
そこで私はヤドンの歌を見つけてしまった。 とにかく1度見てほしい。

この動画で私の進捗はすべて消えた。
この動画のせいで笑いすぎた私や他メンバーは、なかなか進捗の進まぬ夜を迎えることとなる。
あっちでクジラの鳴き声、こっちでヤドンの歌。何も進むわけがないんだよな?
よく分からない限界ツイートをいっぱいしていた。


0:00。特に作業をすることが無くなったじゃばが、「俺が黙ればこの部屋静かになるだろ?俺寝るから進捗生やして。何かあったら起こして。」と言い、眠りにつく。その後、各自でかたかた作業が続く。
1時間ほどたっただろうか。寝ていたはずのじゃばが、急に起き上がった。そして

逆に寝たの誰?

と聞いてくる。「?」が飛び交う現場。「え、じゃば、何の話?」と問いかけるきしもんセンパイに、じゃばは

いやだから、逆方向の情報流したのだれ?

と畳みかける。なんか若干キレ気味。
何の話をしているのか見当もつかないメンバーは、「じゃばセンパイ何の話っすか?」「どうした?」と声をかける。すると、寝ぼけ眼だったじゃばは徐々に覚醒していき…自分を見つめ一言、

おれPC触ってないが?

と呟いた。
そうだね(???)
何があったか全くわからないけど、あなたが今パソコンを持っていないのは確かだよ?

聞くところによると、夢の中でも開発をしていたじゃばは、メンバーの誰かが偽の海流情報を流したことに腹を立てていたらしい。何だ偽の海流情報って。しかも、自分が「寝る」という発言をしていたことも忘れており、「何で俺寝てたの?」と問いかけてきた。
寝ながら開発、夢の中でも開発。じゃばは開発大好きなんだろうな~(白目)

まあその後もいろいろあったが、説明するの面倒なので後述のハイライトを見て。因みに眠くなった私は、1:00過ぎに「5分後に起こしてください」と言い残して5時間寝た。

1日目ハイライトまとめ

- バーテンダーふんど

- じゃば「あれ?キャベツと魚の骨見分けつかなくないか?」

- 割れ物注意のタグを付けているびーまか
 (バズーカ背負ってたせいでそう見えたらしい

- タップ係にとふ、開場前になぜかタップを持たず中に突入しようとする

- じゃば、1Lの水道水を飲んで気分を悪くする

- びーまかコンビニに行き、40円でできる印刷を360円の光沢紙印刷
 しようとする、しかもホテルで印刷できるのに気づかない

- びーまか、名札が背中側に回ってたのに気付かず
 「名札忘れた!」といって部屋やコンビニまでの道を探し回る

- にとふ、自分の荷物にグルーガン入れたのを忘れて2回もホテルに探しにいく

- びーまか「グールガン」
 じゃば「グルーガンね」
 きしもん「人喰うのかな?」

- にとふ何の荷物も持たずに会場をでる、
 びーまかに弁当とデスクトップを持たせる

- ふんど、にとふにごはんおごってびーまかにメロンソーダおごる

- 一足先に帰るにとふとびーまか
  道を覚えていないびーまかがホテルをスルーする

- 後輩女子が店を出るのをまっていたのに、
  いつのまにか置いていかれていたふんどきしもん

- 部屋の電球チカチカしてたから変えてもらった

- ミーティング終わりまで寝落ちしていたびーまか、
 起きてもテンションがひくい

- きしもん「寒い…」
 じゃば「クーラーの温度下げますか?」(2回目)

- あいみょん流すのに怯えるびーまかとにとふ
 (寮で朝や掃除時間に流れてるから))

- じゃば、その辺に落ちてるふんどのベルトで遊び出す

- やぁん やぁん ア、やぁん どないやねん うどん

- りんぱんまん「くじらとTwitterで韻が踏める」
 ふんど「踏めないが?」

- きしもん「あ、いいの?助かる!」
 じゃば「助かる!」
 びーまか「マダガスカル」

- 寝ていたじゃば、急に起き上がり「逆に寝たのだれ?」
 「いやだから、逆方向の情報流したのだれ?」とキレだした挙句、
 「おれPC触ってないが?」と正気に戻る

- じゃば寝る前に「俺が黙れば静かになるから、寝るわ」と言ったのに、
 起きたとき「なんで俺寝てたの?」と言いだす
 >冒頭のセリフ伝えたら「静かになる、とは言ったけど
  寝るとは言った記憶ないが?」と言い出す
  寝ながら寝る宣言をしていたことが判明

- じゃばのメガネのフレームが外れる

- じゃばスマホ「聞いてよアカネちゃん!」
 条件反射が働いたふんど「黙れ」

- 警報ポールで国民警報アラートを鳴らすきしもん
 ふんど「それ流したら怒られるのでは?」
 きしもん「なるほど、別のやつにする?」
 テ テレ-レ テレ-レ テレ-レ(聞き覚えのあるマクドの音が鳴る
 びーまか「まってww離岸流発生したらポテト出来上がるんですかwww」

- 5分寝ると言って5時間寝たびーまか

プロコン2日目(10/14)

審査~閉会式

私はこの日、先に起きたメンバーに起こされる。5分寝たはずが気付けば朝で、ああやってしまった…という心情。
その後ふんどにずっと「早くデモ用の原稿書いてください(怒)」みたいなこと言われるのに、私は全然手を進めない挙句、デモはよろしくお願いします…と仕事を投げ出す。その節は本当に申し訳ないと思っております。

朝、会場に着き私とふんどはデモの打ち合わせ、開発組はブースを設営しシステムチェックを行う。
モジュールを団扇で扇いでみる。ポールが鳴る。アプリが警報表示に代わる。ウェブが動く。私システムがちゃんと動いてるの初めて見た…これはデモ何とかなりそう…!と思ってた。時期が私にもありました。
これが私が見た、最初で最後のシステムが動く姿だったな…これはネタ記事なので、詳細は前回の記事の「リスク管理できてない」などを読んでください。


大会が終わり、閉会式。気が抜けて既にお疲れモードのチーム。

結果としてuniHomeが特別賞、GooTravelが日立企業賞を受賞しました!めでたい。

あと東京高専が全部門の1位を掻っ攫っていきましたね。実は私たちの隣のブースだったので、色々お話をさせていただいてました。すごいね。


その後にとふがホテルに名札忘れて運営に返さなかったり、にとふがノルマの半分しかブースの写真を撮ってこな(しかも全部盗撮写真)かったり、にとふが会場に財布を忘れたりする事件がありました。

ふんどの大きなハイライトの陰に隠れているだけで、にとふも立派なハイライト職人だからな。

ともかく大会は終わり。ホテルについてほっと息をつく私。
じゃばは競技組とカラオケに行き、残りのメンバーはホテルへと戻った。

ホテル戻る~MTG

夕飯はさやえんどう部屋で、さやえんどう(じゃばを除く)+微積+きしりん+t先生でピザを食べた。ピザはt先生の奢り。ありがとうございます!!
じゃんけんで負けたきしもんセンパイときしりんが、ピザ屋に受け取りに行くことに。(この2人、大会で兄弟と勘違いされたという噂)

そして、2人が戻ってくる。が、どうにもおかしい。
まず私たちが頼んだのは7000円のピザだったのに、2400円しか請求されなかったこと(私の聞き間違いだった?)。そして、イタリアンピザを頼んだはずなのにどうみてもシーフードピザがあること。サイズも小さく食べたりない。
「思ったより小さい…もう一枚注文しますかね?」という話をしていると、私にピザ屋から電話がかかってくる。

私「もしもし」
店「あのすいません…もうピザお召し上がりになられましたか?」
私「あ、はい全部食べました(食べながら応答)」
店「そうですか…すみません、こちらの手違いで注文とは異なるピザを
  お渡ししてしまいまして…元々ご注文されていたピザできているので
  取りに来ませんか?」
みんな「取りに来ます!!

こうして私たちは、2400円でMサイズピザ2枚とLサイズピザ2枚をゲットした。

因みにMサイズピザは2枚で5000円弱するらしいのだが、ピザ1枚無料キャンペーンで1枚分の値段しか請求されなかったそう。実質Mサイズピザ1枚分のお金しか払ってない。やったね。

ピザの写真(写っている手は微積)
ピザの写真(写っている手は微積)

このあとこの部屋では、Switchを使ったスマブラ大会が行われる。詳細は次項。

MTG終わり~深夜

MTGが終わり、本当に大会が終わったことに感極まって泣き出す私。慰めるふんど。隣に来て「うどん」と囁くじゃば。じゃばマジで最低。あらん限りの力で罵倒した気がする。

この後放心状態の私は、同じく放心状態のふんどと空っぽの会話を始める。かりんとに後から「こいつら何やってんだ、頭おかしいんじゃないか?と思った」とのコメントを頂き、今思い返すと本当にその通りとしか返せない遊びとかをしていた。

にとふは21:00過ぎ、早い時間に寝落ちした。デスマ続きだったもんね…お疲れさまです。きしもんセンパイは銭湯に行き、じゃばは競技部屋に仮面ライダーを見に行ったらしい。


その他のメンバーは…スマブラ大会!!
MTG終わりで人も多く、5年のセンパイ達や後輩も混ざってみんなでスマブラを楽しんだ。個人的には、圧倒的な強さを見せるねるねるが印象的だった。私がネタキャラだと思っていたキャラを使って圧勝していくんだよな…すごい楽しそうだった。


その後ちらほら人数が減り、私、ふんど、かりんと、ハラショーの4人になったところで。
ふんどが「4人だしマリオテニスやりませんか?」と持ち掛けてきた。

マリオテニスでダブルス(2-2)対戦をする4人。ふんどが圧倒的な力を見せた。
ふんどと組めば勝つ。ふんど以外と組めば負ける。個人で連勝記録を重ねるふんどに対し、悔しさの募る残り3人だった。
私はといえば、対戦を重ねるうち「あれ、これバドミントンのダブルスに似てるな…コースとか立ち位置考えるのすごく楽しい」と思い始める。元バド部の血が騒ぎ出し、マリオテニスにとり憑かれたかのように熱中した。

対戦途中で温泉からきしもんセンパイ、競技部屋からじゃばが部屋に帰ってきて、それぞれ就寝する(きしもんセンパイは安定の押入れの中)。

1:00。ふんどが就寝し、かりんとが部屋に戻る。私は残ったハラショーと、シングルス(1-1)で対戦を続けていた。
2:00。ハラショーが「すこし寝ます」と言いい、さやえんどう部屋でスヤァする(因みにこの人はこのまま朝まで寝た)。私はみんなが寝たから寝る…訳はなく、ずっと一人で試合を続けていた。
4:00。使っていたコントローラーの充電が切れそうになり、充電の方法が分からなかった私は、諦めて眠りについた。

Switchに始まり、Switchに終わる夜だった。

2日目ハイライトまとめ

- にとふ、他ブースの写真全部隠し撮りする

- びーまか、プラカードを持ち帰ろうとする

- にとふ、ホテルに名札を忘れて運営に返さない

- にとふ、会場に財布忘れる

- t先生、さやえんどう部屋に無断侵入した挙句酒を飲んでいると
 ふんどに勘違いされる

- 微積ときしりんが合流し、6人で実質宴会がはじまる

- にとふの魔材2本、t先生ふんどきしりんに消費されてしまう

- 「なんでやねん やどん」を流し出した室内
 たまらずきしもんが押し入れに逃げたが、
 なんと押し入れの中まで音が聞こえることが判明

- クソ動画をみまくるふんど一行
 びーまか「もうやだ…この部屋出たい」
 きしもん「お?ふすま入る?」
 びーまか「ふすまの妖精が語りかけてくる…」

- びーまか「ピザ、7人で7000円だから1人100円か」
 ふんど「お!残りの金びーまかセンパイが出してくれるんすか!あざっす!」
 びーまか「オワリ…」

- みんな「よし、買い出しじゃんけんするか〜!」
 t先生「あの、僕買い出し行きたくないのでお金全部払いますね」
 みんな「俄然買い出しの気力が湧いてきた」
 尚、負けたきしもんきしりん兄弟が取りに行く

- さやえんどうの部屋を汚いと掃除し始める微積ママ
 微積「ほら、靴下脱ぎっぱなしにしないでください」
 ふんど「どうせじゃばセンパイじゃん?」
 びーまか(恐らく自分の靴下なのだが口を噤む)
 微積「あれ?リボンついてるんだけど…
    そうかじゃばセンパイの靴下リボンついてるのか…」

- 掃除をおえた微積「見ろ、ふんど。これがりんごのベーコンの治安だよ。」
 ふんど「大丈夫。2時間後には元の部屋に戻ってるから。」

- 掃除に熱を上げる微積、なんと部屋に掃除機を持ってくて掃除し始める

- Lサイズピザ2枚(7000円)注文したのに、渡されたのがMサイズピザ
 2枚(2400円)だった→なんと謝罪の電話とともに、受け取り損ねたピザ2枚が
 無料でもらえることになった!!!!

- 大会が終わり感極まって泣いてるびーまかに、「うどん」と囁いて
 キレられるじゃば

- Nintendo Switchでスマブラを始めようとする
 びーまか「スマブラ懐かしいな〜」
 誰か  「そうなんすか?」
 びーまか「そうそう、私が最後にスマブラしたの64。あのカシャって
      カセットはめるやつ。」
 t先生  「えっ…それ僕が小学生の時くらいに流行ってたやつじゃない?」
 びーまか「そうそう、私も小学生の時ずっとやってて…あれもしかして
      私はt先生と同世代…??」

- びーまか、wii fitトレーナーをwifi(ワイファイ)トレーナーと呼ぶ
 そのあと徹夜でマリオテニスをする

プロコン3日目(10/15)

起床~ホテルを出る

「びーまかセンパイ朝ですよ~起きてください~」という声で目覚める私。6:00起床。この日は朝ご飯の時間が遅かったので、ダラダラ起きてダラダラ支度をする。

朝食。中間発表の資料が虚無で目が虚ろなきしもんセンパイと一緒に、さやえんどうで昨夜の話をする。その後部屋の清掃をした。
これが、本当に汚部屋で…昨日のピザの食べかけ、他チームが置いていったお菓子のごみ、GooTravelの賞状一式(なぜ?)、所在不明のパーカー…微積が昨日掃除してくれたはずなのに何でこんなに汚くなったんだろうね。チームから出たごみが半分、溜まり部屋になってたせいで出たごみが半分、といった感じだった。なんとか部屋をきれいにする。


ところがここで事件が起こる。私が5分程度しか経っていない、しかも殆ど移動していない状態でt先生に返そうと思っていたタブレットを無くしたのだ!!

私「タブレットがない!!」
他メンバー「えっどうやって無くしたの!?」

ありそうな場所といえば…私の隣にあるごみ袋。ここしかない。私は(えっ、私無意識のうちにt先生のタブレット捨てたの!?)と動揺しながら、捜索を続けていた。

すると部屋の外に出ていたにとふが、慌ただしい中の様子を見て「何かあったんですか?」と声をかけてくる。
「おばあちゃんがt先生のタブレット無くしたんだよ…」と返答するじゃば。するとにとふが、
「エッ…それってこれのことですか」と言って、手に持っていたブレットを見せた。

おまえおまえおまえ!!!!

「俺ちゃんと『t先生のところに持っていきます』と言いました!」じゃないんだよ!私たち誰一人としてその台詞を聞いていないんだよ!!

やらかしに定評のあるにとふ。

そして、部屋を片付けホテルを出たメンバーはバスに乗り込んだ。バスの中では隣のふんどと大会の反省や来年について語っていた。来年大会どうしようかな。

霧島神宮

プロコン観光部門、最初の目的地は霧島神宮!!

お守り買って、参拝して、おみくじを引いた。
おみくじ凶だった。泣いた。

「びーまかセンパイ受験ありますよね?学業とかいいんじゃないですか?」と言われたので、学業お守り、あと甥っこ姪っこ用に子どもお守りを買った。
学業お守りは私のリュックについている。

霧島神話の里公園

霧島神宮の次は、霧島神話の里公園へ行った。

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山の頂上付近までリフトが続いている

山の途中に展望台(神話館)があり、そこまで階段で登ったら、山頂まで続くリフトまでまた登らなきゃいけない。
長い階段が結構しんどかった。教授余計に大変だったのでは…?

グリコをするじゃばとえびな
グリコをするじゃばとえびな

上の写真は、階段でグリコをするじゃばとえびな。小学生か??
知り合いだと思われるのは嫌なので、他の階段から登って他人のふりをする。

その後チームで記念写真を撮った後、三輪車に乗るじゃばとえびなや、ダンボの乗り物に腰掛けるにとふを盗撮する。残りの時間は、広場でキャッチボールをしたりヤギと戯れたりした。
キャッチボールしてる隣でTwitterをするにとふとSwitchをするかりんと…お前らホント…


12:00。集合場所が分からず少し遅刻してしまったが、何とか昼食会場にたどり着く。昼食は黒豚しゃぶ鍋定食!!

めっちゃ美味しかった。さやえんどうメンバーで食べたのだが、料理にうどんが入っていてヤドンを思い出したり、にとふが口内炎にかかってたり、t先生にうざ絡みしたり「なんでもいうことを聞いてくれるきしもんセンパイ」の話になったり…私の腹筋が休まる暇はなかった。相変わらずの治安の悪さ。そういうところ、嫌いじゃないよ。


昼食を終え疲れた私ふんどにとふはバスに戻り、残りの時間を全てマリオテニスに費やした。自由時間ゲームしてた私たちが言うのもなんだけど、停留所近くのベンチでパソコン開いたりスマブラしたりしてた一行がいてさ…高専生だなって思いました(卒研資料を作っていた5年生の方は本当にお疲れ様です)。バスの中から写真撮ったんだけど、みんなの顔:thinking_face:にするのめんどくさかったので載せない。


その後公園を出発した私たちは、鹿児島空港へと向かう。バスの中では近くの人がみんな寝ていた。

寝ているにとふとかりんと
寝ているにとふとかりんと

これは技術書を開いたまま寝るにとふと、Switchを持ったまま寝るかりんと。

鹿児島空港~沖縄へ

鹿児島空港に到着。家族や先輩へのお土産を早々に購入した私とふんどは、集合までの空き時間でまたマリオテニスをしていた(当時、私のSuicaの残高25円)。
昨日の夜から…ふんどにずっと負けてるんですよ…私が悔しがるとこの人、団扇で頭をぺチぺチ叩いて煽ってくるんですよ…こいつほんっとに許さんからな今度勝負してくださいお願いします!!

飛行機では、またもや私ふんどにとふが隣同士だったので、マリオテニス大会が始まる。

マリオテニスをするふんどとにとふ
マリオテニスをするふんどとにとふ

上の写真は、飛行機が離陸している最中でも勝負を続ける2人。テンションMAXのまま、3人でコントローラーを回しながら勝負をしていた。
その後、疲れを迎えたふんどと私が順に寝落ちをし、にとふが黙々とゲームをしていた。私が偶に目覚めたときも、彼はゲームを続けていた。一体いつまでやってたの…?


飛行機が沖縄に着陸した頃、みんなも知ってるあの事件。機内放送が流れた。

○○(ふんど)様、忘れ物を取りにサービスカウンターまでお越しください。

飛行機内に、ICTのメンバーの笑いが響き渡る。燃え尽きた表情のふんど。ハイライト部門の最優秀賞を飾るにふさわしい終わり方だった。
この後スマホの受け取りをするふんどの写真が大量に撮られる。

3日目ハイライトまとめ

- グットラベルの賞状一式が、何故かさやえんどうの部屋に置いてある

- t先生のタブレットを何も歩いていないのに無くしてしまい、
 ゴミ袋に捨てたと嫌疑をかけられるびーまか
 にとふ「何してるんすか?」
 じゃば「いや、びーまかがt先生のipad無くしたから探してるんだよ」
 にとふ「アッ…(ここですっと左手に持っているt先生のipadをみんなに見せる」

- 牧場の階段でグリコをしていたじゃばとえびな

- ふんど「グリコしないんですか?」
 じゃば「うるせえグリコしろっていうやつがグリコなんだよ」

- かりんと「どないやねん ふどん」

- じゃば 「きしもんセンパイって、『なんでもいうことを聞いてくれる
      きしもんセンパイ』だよな」
 びーまか「いつも口癖が『そうだね』と『あ〜ごめんなさ〜い!』だもんね」
 じゃば 「きしもん〜(あっちー先生の真似」
 びーまか「あ〜ごめんなさ〜い!(きしもんの真似」

- ふんど「じゃばセンパイの物真似が上手くなった
     『は?死ねばクソまじで』『しょうもな』」

- ふんどびーまか、じゃばのせいで汚い言葉遣いが映ってしまう

- にとふ手荷物を預けるとき、荷物検査の機械に通そうとせず
 そのまま置いて帰ろうとする、係の人に慌てて止められた

- 手荷物預けるとき、じゃばが持っていた段ボールの底が抜けて
 係の人に直してもらう

- ふんど、マリオテニスでびーまかに28連勝
 団扇でびーまかの頭を叩いて煽りまくる

- ふんど、スマホ受け取りの件で機内放送で呼び出しされてしまう

まとめ

文量がおかしいよ!!

なんだ20000語って。私が書いた真面目な記事の4倍も書いたぞ。書くの疲れたんだからな。途中思い出し笑いをしたせいで、なかなか書き進められなかったこともあった。

大会始まる前まであんなに辛かったのはずなのに、今いいことしか思い出せないのは、宮崎での思い出がそれ以上に濃かったからだと思う。さやえんどうは限界も限界のチームだったけど、このテンションがなかったら大会終わった後お通夜モードだった。

大会が終わって一週間以上たつが、未だに燃え尽き症候群が治らない。フラッシュバックの様に大会を思い出しては、楽しかったことと悔しかったことが胸をよぎる。
ホントに心残りが多い大会だった…来年以降大会に出るメンバーには、新しいチームで、悔いなく楽しさ100%で大会を終えてほしい。

これで、私のプロコンに関するブログは全て書き終わった。
お疲れさまでした!

さやえんどうメンバーの記事

/ ここにメンバーの記事のリンク張る予定なので、心当たりのあるメンバーは早くブログを書いてください /

びーまか

まじめなやつ b-mk.hatenablog.com

ネタ記事 これ

きしもん

じゃば

前半 javakky.hatenadiary.com

ふんど

ネタ記事 hundo.hatenablog.com

にとふ

リーダーが働かないとプロジェクトは炎上する

はじめに

こんにちは。プロコンを昨日に終え、さみしさを感じているびーまかです。

あんなにプロジェクトが辛くて辛くて「はやく終われ」「リーダーやめたい」「チーム解散したい」とか愚痴っていたはずなのに、実際の大会や宮崎でのイベントが楽しすぎて「やっぱりもう1回プロコン出たい」とか言ってる。喉元過ぎて熱さを忘れたような気持ち。みんなで限界お泊り開発したり、観光したりするのがめちゃくちゃめちゃくちゃ楽しかった!!!

とはいえ、うちのチームの大会結果は散々だった。元々机上の空論に近い完成度のシステムだった上、当日それさえ動かなかったのでオワオワリした。
で、なんでうちのチームがこんなに炎上したかを、チームリーダーの観点から書いていこうと思う。自分自身やこれからのチームの反面教師になってほしい。

なんで炎上したか

私が考えた理由をいくつか書き出してみる。

元々のテーマが専門外過ぎて難しかった

/ 公開してもよいのなら、ここにうちのチームの企画書.pdfを貼りたい /

私たちのシステムは、「水中音響通信の実現」「水深5mでも水没しない箱」「海流を検知するプロペラの作成」など、ハードウェアやアナログ面での課題が多い作品だった。ソフトウェア部分は開発できそう(簡単に言うなとか思ってたらごめんなさい)、でも頑丈で防水な部品はどう設計してどう制作したらいい、通信の際に入るノイズをどう解消したらいい、そもそも水中音響通信ってなんだ???メディア情報工学科の学生にはナニモワカリマセンという気持ちだった。徹夜でどうにかなる学校の課題とかとは全然違う。

教授には企画書出した段階で「この企画は難しいから、何回も実証実験を重ねて問題を発見して実験して…を繰り返さないとやばいよ。早く作って実験をしろ。」って忠告されてたし、水中音響に詳しい先生もいたのに全然生かせなかった。

リスク管理できてない

ハードウェアは脆弱だったけど、一応審査のある大会2日目までにはシステムが完成した。しかし、当日朝。
じゃば「あれ…サーバが動かない

システムの基幹であるサーバが動かないと、警報ポールも鳴らないしスマホアプリもWebアプリも動かない。ユーザが直接触ることになる部分が死んでしまったのは痛く、特にマニュアル審査がオワオワリした。

大会が終わり、教授に「リスク管理が足りてない」と苦言を呈された。確かにローカルサーバで運営したり、サーバが停止してもポールやアプリが動いているように見せかけるための準備をしておいたりするなど、防止策はあった。

しかしその原因の根幹は、当日朝にしか統合テスト成功しなかったことにある。そんなぎりぎりに完成したのに、リスク管理をする余裕がある訳ない。

リーダーのプロジェクトマネジメントが下手すぎる

では、なぜ当日朝にしか完成しなかったのか?それは、
リーダーが全く進捗管理できてなかったせい

うちのチームが炎上した原因の8割くらいはこれ。このチームが破綻したのは、本当に私のせいだと思っている。企画書の段階での審査員の評価はすごく良かったし、きちんと作っていたら最優秀賞狙えたかもしれないのに…せっかくがんばってくれたチームメンバーには、本当に申し訳ない。

という訳で私のリーダーとしての反省を、失敗談を見ながら書いていく。

リーダーとしての反省

メンバーの仕事内容を詳細に把握し、明確な期限を設けること

技術的な知識のない私は、各々の仕事内容がよくわからなかったので「まあとりあえず仕事をお願いしておけば、後は個人で勝手に進捗生やしてくれるかな」と思い仕事を振って放置した。

勝手に作業が進むわけないだろ!!

私が仕事内容を把握していない状況だと、それがどういう難易度で、どれくらい進捗が進んでいて、今いい調子なのか行き詰っているのかも分からない。結果、行き詰っていることにも気付かないし、進捗が遅れていると思っても「まあ時間かかる作業なのかもしれないし…」と口を出すことができない。

リーダーが進捗を把握しておけば、何かあったときの対処が迅速にできる。例えば私たちのチームでは、kishimon先輩のプロペラ作成が難航したためJavaが手伝ってくれていたのだが、これを数週間早く始めていればハードの完成も統合テストももっと早かったはずだ。大会本番で起こったトラブルも予期できたかもしれない。

進捗管理を各々に任せすぎないことが大切だと思った。リーダーに技術的な知識がないなら、メンバーにこれから行う作業をこと細かく説明してもらい、それがどれくらい時間がかかるのか、1人でできそうなのかなどの確認をとる。そうしないと、チームの進捗が危機的な状況に遭っても直前まで動けない。

仕様は共有して相談する

マニュアル操作提出2日前、それはJavaの一言で始まった。
Java「なあこのアプリの仕様考えたのびーまかだろ?ここがこうなら、こういう機能も必要になるんじゃね?」>
びーまか「…確かに!!」

そこから始まった、怒涛の開発&仕様変更。Javaに指揮を執ってもらい、メンバー全員に徹夜を強いて夜まで働いてもらいながら、一晩で1つの機能を完成させた。きちんと期限を守って仕事をしていたはずの開発組につらい作業をさせたことが…ひたすら心苦しい。

実は私は、Javaスマホアプリの機能について意見をしてくるとは思ってもいなかったのだ。これまで私が行ってきた授業の演習やPCKでのチーム開発では、ある仕様に対して、直接担当でない人が意見してくるという機会がほぼ無かった。(私の知らないところで、他メンバーと教授が仕様について話していたことはあったようだが)
だからアプリの仕様は私一人で決めたし、それについて誰かが意見するとは思っていなかったので相談もしなかった。
結果、直前の仕様変更で全員に迷惑をかけたのだ。

誰か1人に仕様を決めさせないこと。仕様を決めたり変更したりする際は、担当でないメンバーにも確認と了承をとること。そのタイミングが遅くなればなるほど、メンバーへの負担が大きくなってしまう。

ふんどがプレゼンターをやろうか悩んでいた時も、私やウエハラなど周りの友人には相談していたのだが、チームメンバーには相談していなかった。そりゃ、自チームの事情を他チームから聞かさせるなんておかしいよな…
プレゼンのことだから他メンバーには関係ないと思って話すの忘れてたくせに、ふんどの仕事の一部をJavaが請け負うことになってしまった…書けば書くほど申し訳ない気持ちになる。

進捗報告会≠誰かサボってないか見張り合う会

Javaに「リーダーちゃんとリーダーの仕事をしてください。なんで週3で進捗報告会してるのに、誰もお互いの進捗を把握してないの?」と言われた。

私は進捗報告会を、進捗の共有ではなく「定期的に進捗報告させることで夏休みのサボりを防ぐ」手段として用いていた。進捗管理を各々に任せている節があったため、今後の予定や期限といった進捗の詳細を聞こうとせず「きっとそろそろ完成するんじゃないかな~」という甘い気持ちでやっていた。

夏休み明けで再会したJavaに「モジュールの進捗がそこまでやばいと思っていなかった」と言われる程に、各々の進捗が共有できていない。進捗報告会がきちんと機能していれば、もっと上手く仕事を割り振ったりヘルプに入ったりすることができたんじゃないかな。

誰かに甘いと他のメンバーに負担がかかる

プロペラの進捗が遅れて申し訳なさそうなkishimon先輩に「まあ…でもちゃんとがんばろうとしてるみたいだし…もうちょっと様子見るか…」と遠慮したり、プレゼンやりたいと言ったふんどに「ふんどは今後も大会に出るから、後輩のやりたいことを尊重してこれからに生かしてほしい」と考えたりしたこと。
結果として、それが進捗の遅延やJavaへのタスク増加につながってしまった。私はJavaに頼めば何とかなると思っていた節があり、甘えていたのだと思う。私が甘やかしたツケは、私でなくJavaにくる。

そういう意味で全てのタスクを押し付けてしまったJavaや、1年生なのにスマホアプリの全ての開発を任せることになってしまった2tf…もちろん他のメンバーもがんばっていたけれど、特にこの2人には本当に頭が上がりません。ありがとう。

先輩や後輩だからと贔屓せず、強く質問したりきちんと話し合えばよかったなと思う。
私の性格上、それが1番難しいんだけど。

他の人の忠告はちゃんと聞け、早く頼れ

散々「今から注文しないと間に合わない」「教授にちゃんと話した?」など忠告されていたのに、リーダーが何も忠告を聞かなかった!!
人に聞きに行くのって怖くて勇気が無くて…「まだ作ってる(考えてる)途中だから教授に聞きに行けない…」という言い訳をして、締め切り直前にようやく聞きに行った挙句まさかりで死ぬ、という過ちを繰り返した。ほんとによくない。

どうせいつか見せなきゃいけないんだから、行き詰ったらとっとと相談に行くこと。
あと、聞きに行くのが怖いのならもっと早めに買い物リストやマニュアルなどを完成させること。
それならまさかりくらっても、まだ期限に余裕があるからダメージが少なくて済む。あとは自分のサボり癖を、直していくこと。

リーダーが何もできてないと、自分もチームも鬱になる

私が思ったのは、これくらい。

ブログ書くために思い出していると、とてもつらい気持ちになる。自分が仕事できなさ過ぎてつらかった。でも、そもそもチーム全員がつらい気持ちになってるのは私のせいだし、私のせいで士気を下げたくなかったから、愚痴とか泣きたい気持ちは全部ウエハラや13thの友達にこぼしていた。ありがとう、君たちがいなかったら私は心が壊れてたよ。ほんとにありがとう。

リーダーが仕事しない=チームの進捗が滞るので、テンションががくんと下がるし、自分もつらくなる。
だから、自分の身近にリーダー業してないやつがいたら早めに叱ってほしいし、自分がリーダーになったらちゃんと他の人やメンバーに相談しながらでもいいから、進捗管理がんばろうね。

チームメンバーに向けて(ここからは読まなくてもいい)

大会前まであんなにつらかったのに、今思い返すと限界開発した楽しい記憶しか出てこなくて、もう1回さやえんどうで大会やり直したいという気持ちが出ています。完全に燃え尽き症候群です。

スマホアプリ、Webアプリ、サーバー、警報ポール、モジュール。これまで辛い思いをして徹夜して、がんばって作ってきたのに。せっかく全員であそこまで作り上げたのに、それが動くところをちゃんと見せられなかったことが、本当に悔しい。特にスマホアプリは、2tfがずっと前から頑張ってくれてたお陰で完成度高かったし、1年生でここまでいいもの作ってくれたんだから!!紹介して自慢したかった!!!

あと、ふんどが…めちゃくちゃプレゼンがんばってくれたことが心から嬉しい。前日全然寝られてないし、練習時間も少なかったし、プレゼン初挑戦だし…
ふんどがプレゼン前に心が折れてしまわないか、本番で何を話すか忘れてしまわないか、厳しい質問をされて言葉に詰まってしまわないか、私のクソ雑魚パワポが大画面で映ってしまってつらい…とかすごく心配してたんだけど、
ふんどがプレゼンも質問も堂々と受け答えをしてるのを見て、すごく安心できた。ふんどがいなかったら、私シナリオもプレゼンもやることになって辛かったよ。一緒に頑張ってくれてありがとう。

Javaとkishimon先輩には、大変で難しいタスクを全て背負わせてしまった…ほんとうにごめんなさい。もっとリーダーがちゃんと進捗管理して、早めにヘルプ出したりみんなで相談したりしていれば、ちゃんと完成したんじゃないかな…つらい。
リーダーの無茶ぶりに文句を言いながらも、全部、それ以上の仕事をやり遂げてくれたJava、そして辛い仕事だったろうに文句もいわずがんばり続けてくれたkishimon先輩、2人がいなかったらこのチームは成り立ちませんでした。

あとがき書いてたら寂しい気持ちになってきたな。おわる。
これの次は、ちゃんとプロコンネタ用記事を書きます。

PCK2018のはなし

はじめに

これは ICT Advent Calender 2018 2日目の記事です。

こんばんは、びーまかです。
昨日は、りし先輩がいいんちょについてありがたいお話を書いてくれました。私の記事は読まなくてもいいからこれは読んでおけ。

10riridk0.hatenablog.jp

記事を書くことをすっかり忘れていたので、この記事を投稿する頃には2日目でなく、3日目になってると思います…いや申し訳ない

今回は「パソコン甲子園2018」の振り返りをします。

まずは簡単に説明

パソコン甲子園(PCK)は毎年会津大学で開催されていて、高校生がプログラミング力とかを競う大会です。公式ホームページはこれ↓

web-ext.u-aizu.ac.jp

沖縄高専は毎年この大会に参加していて、今回はモバイル部門に「しろくま」と「チョコブラウニー」の2チームが参加しました。

私は「しろくま」のメンバーとして、室さんと一緒に「What's Dish」というアプリを発表しました。(ちなみにチーム名は私の趣味)
そしてなんと!!!グランプリをいただきました!!!やった!!!

そんなPCKのよかったこと、上手くできなかったこと、感想をまとめます。

よかったこと

去年の経験を活かせた

私と室さんは去年もPCKに出ていたので、そのときの経験がすごく役立ちました。
企画書やシナリオなどは書き方を知っていたので、短い期間でパパッと仕上げることが出来ました。
特に嬉しかったのは開発です。自分でコードの設計を考え、調べものをして、デバッグをして…実際にそれが動いた時の感動!
去年はほとんど開発に携わっていなかったし、Android studioの基本的な使い方や調べても分からなかったことについて、何度もmito先輩に質問していました。
でも今年は、自分1人で結構コードを書くことが出来ました。
去年教わった知識や経験が開発に活かせていることを深く実感することができて、本当に嬉しかったです。

去年に引き続き今年も開発の相談に乗ってくれたmito先輩、コードの設計についてアドバイスしてくれたじゃば、本当にありがとうございました!

去年のリベンジが出来た!

去年のPCK、私は「ちょこちっぷマフィン」というチームでmito先輩とnemu先輩と一緒に「おたすけじゅーる」というアプリを発表し、ベストデザイン賞をもらいました。
確かに賞をもらうことは出来ましたが…mito先輩とnemu先輩はその前の大会でもベストデザイン賞を取っていたので、少し複雑な気持ちでした。アイデアの点でも、アプリの完成度という点でも、グランプリを獲れる自信があったので悔しかったです。
でも今回の大会で、グランプリを獲ることが出来ました。ちょこちっぷマフィンのメンバーとして、沖縄高専ICT委員会の一員として、今回グランプリを獲れたことを誇りに思います。

その他のよかったこと

  • 室さんが同じクラスだったので、情報伝達や相談がしやすかった
  • 室さんやきしりんの仕事が早くて感動した
  • 沖縄料理の写真やクイズのパネルを使ったらデモブースが華やかになったし、お客さんとも話しやすかった
  • 作りたいと思っていた機能をほとんど実装できたし、アプリが安定して動いていた(本番で動作停止とかしなかった)
  • パンフレット完売した!!
  • 選手交流会で、去年よりいろんな学校の人と話せた
  • wakimiko、ねるねる、Caffの新たな一面を知った
  • 去年より温泉に長く入れた
  • 赤べこ人形が買えた
  • 押入れの中が天国だった

上手くできなかったこと

室さんに仕事を任せすぎ(そして仕事を長引かせすぎ)

「明日までにやります」このセリフを何度裏切ったか…やるやる詐欺してすみませんでした
頼まれたタスクをだらだら長引かせていたせいで室さんの仕事量が多くなったり、仕事が進められない場面があった。
ほとんど原因が寝落ちで作業が進まなかったことだけど…そもそも夜中に作業をする羽目になるほど仕事を貯め込むなという話ですね。はい。

あとは、私の知らぬ間にアプリのロゴや仕様について話が進んでいたりして…チーム内での情報伝達が上手くできていないこともあるけど、やっぱり私が仕事を任せすぎていたことが大きな原因だと思う。
室さん、迷惑かけてごめんなさい…本当にありがとう!(* )

プレゼンがやっぱりとんだ

やっぱり何回練習しても、本番になると喋りたいことが頭から吹っ飛びます…去年もとんだし…私は緊張に弱いんだと思います。
でも最近、これだ!と思う投稿を見つけました。

「原稿を読む」から、「内容を伝えたい」へとモードが変わる瞬間を、実感したことがあります。
去年私はPCKが終わってからも、「おたすけじゅーる」をビジコンうちなー大会、沖縄大会、全国大会の3つの大会で発表しました。
うちなー大会や沖縄大会の時は少しセリフがとびそうになったこともあったけど、全国大会では全く緊張せず、審査員の顔や時間配分を気にする余裕がありました。その時は、とにかく「このアプリのここが凄いから、分かってほしい!」という気持ちで話していました。

セリフの丸暗記も大切だけど、自分が何を伝えたいかについて常に考えながら練習していると、セリフをド忘れしたときに代わりの言葉がでてきやすいな~と、今回のプレゼンで実感しました。
とにかく一番大切なのは反復練習。でも丸暗記じゃなくて、伝えたい要点を常に頭に入れながら話す。これ大事。

その他のうまく出来なかったこと

  • あんまり後輩育成が出来た感じがしない
  • 室さんの家のお風呂場の出方が分からなかった
  • 使う前から箸が折れていた
  • 教授の箸を眼力で折ってしまった
  • 室さんが全然ハイライトをはやさなかった
  • ハイライト名人・破壊神の称号を得た(いらない)

ハイライト13件…なぜ…

さいごに

私達も去年同じように苦い経験をしたので、チョコブラウニーの3人にはこの大会を糧にしてこれからもがんばってほしいなと思います。
パソコン甲子園の次はピンクい大会ですね。
あと少しだけ、室さんと一緒に頑張っていこうと思います!

明日(というか今日)のアドベントカレンダーを書くのはkurokoji先輩(@kur0k0ji)です!
/ あとでkurokoji先輩のブログのリンク張ります /

おばあちゃんのテスト勉強まとめ

はじめに

今年1月、私は学校推薦枠として、東京で行われる情報オリンピック本選に出場することができた。

しかしその日程が最悪だった。なんと、学年末テストの最中だったのだ。
また、その時期はjsで作ったサイトやcppで作ったゲームの最終発表もあったため、
課題提出のためにコードを書きながら情報オリンピックの過去問を解いて、同時にテスト勉強もする。辟易する毎日だった。

勿論、これまでより圧倒的にテスト勉強の時間が足りなかったので、正直点数下がるかな・・・?と思っていたが、今回はこれまでとは少し違うテスト勉強法を行ったことが功を奏し、良い点数を取ることができた。

この勉強法を自分が忘れた時に思い出すため、そして誰かのテスト勉強の参考になればいいなと思って、ブログに書くことにした。

大前提(これは理解しておいてほしい)

この勉強法はテスト前日にちょっと勉強するだけで満点がとれる秘策ではないし、数学の分からない問題を解くためのテクニックなどでもない。

むしろテストが始まる前からがっつり自主勉強とかしなきゃいけないし、割と手のかかる面倒な方法だと思う。

これを読めばすぐに満点!というわけではないので、ちゃんと勉強は計画的に行ってね。また、この記事を読んだのに点数上がらなかったぞ!という苦情は受け付けません。あくまでも参考に。

では、これから

  1. テスト2週間を迎える前にやるべきこと
  2. 暗記科目(国語・情基礎など)のテスト勉強
  3. がっつり計算する系の科目(数学・物理など)のテスト勉強
  4. どの教科にでも大体共通しているテクニック

の4つについて説明する。

テスト2週間を迎える前にやるべきこと

1. 分からないことをそのままにしない

よく言われていることだけど、これはとても大切だと思う。

分からないことは、1週間以内に解決しておくのがベスト。1週間以上放置すると、よくある「何が分からないのかが分からない」状態になる。

私のところにもよく「何が分からないのかが分からない」状態の人が質問に来るのだが、本人が何を知りたいのか分からないのに教えろと言われても「無理でしょ」という気持ちになるし、一から全部教えるのも時間がかかって面倒くさい。

私は勉強中「あれ?ここ分かんないな?」と思ったら、付箋紙にどういうところが分からないのか具体的に書いてから、教科書やノートに張り付けている。付箋紙が減っていく=分かることが増えている、というのが見て分かるので楽しいし、質問する時も「自分がどういう考えをして、どういう疑問が生じたか」ということを説明できるから、答える人がきちんと質問内容についてきちんと理解し、具体的に回答することが出来る。

1週間くらいなら「どこが分からないのか」を具体的に思い出すことができるし、「最初でつまづいたせいでその後の授業が何も分からなくなってしまう」という負のスパイラルにも陥りにくい。
また「1週間」という期限を付けることで、質問を先延ばしにするのを防ぐことができる。分からないことを貯めれば貯めるほど「理解しよう!」というやる気がそがれていくので注意。

因みに分からないことを解決するための手段としては、

  1. ネットで調べる
  2. 友達・先輩に聞く
  3. 先生の研究室に質問しにいく

などがある。

2. ノートは見返したとききちんと理解できるように書く

テスト前に問題を解いていると、「これってどんな解き方をするんだっけ?」というものが必ず出てくる。

そんな時に備え自分のノートは、見返しただけで問題の解き方を思い出せるようにしておく。友達に解き方を聞くのも良いが、教科書の問題くらいは自分の力で解決できるようにしておきたい。

あと大切なのが、

「この問題分からない」→「誰かに聞くor調べる」→「理解した!」→「終わり」

ではなく、分からなかったことを理解したら、必ず紙に解き方を書き留めておくこと。「理解した!」のままで終わらせると、テスト前に「あれ?この問題前解けたはずだけど・・・解き方忘れちゃった」なんてことになってしまう。書き留めておくことでもう一度聞く(調べる)手間を省くことができるし、頭の中を整理することで「分かっているようで実はわかっていない」状態を防ぐことができる。

そもそも理解していることを自分なりにまとめることができないと、テストなどで実際に使うことができない。
また、頭の中で考えていることをきちんと目で見えるようにすることで小さなミスを防いだり、より理解を深めることができる。

まとめ

  • 分からないことは、1週間以内に解決する
  • ノートは見返したとききちんと理解できるように書く

暗記科目(国語・情基礎など)のテスト勉強

私の場合、暗記シート・ノートを作る。

私はもともとノートを書くのが趣味だったので、授業中ノートを書かない情基礎や歴史学概論の科目で、勝手にノートを作成していた。

↓こんな感じ

  1. 授業中は「その日習った教科書のページ数 + 先生が口頭で説明した教科書には書いてないこと」 をルーズリーフにメモ書きする
  2. 学校が終わって部屋に戻った後、教科書とルーズリーフの内容を元に、その日習ったことについてノートを書く
    (一週間以内に書き上げる。貯めると10も20も書かなきゃいけないページ数が増えるため後々きつくなる。)

ルーズリーフ何枚かで済む暗記シートはテスト2週間前に作ったが、何十ページもかかる科目については、普段から、授業が終わる度地道に書き加えていった。
私は単語とかは教科書を読んだだけでは覚えられないタイプだったので、テスト前にはその暗記シート(ノート) + 赤シートを使って覚えていた。

ただし。暗記シート(ノート)はテスト前にとても役立つけど、作成に凄く時間がかかるのが難点。
作るのに夢中になって肝心の暗記する時間が無くなってしまっては本末転倒なので、2週間以上前から作成に取り掛かることをオススメする。

ちなみに、その暗記シート(ノート)は、学年が上がる度に後輩たちにプレゼントしている。

今後色鉛筆が使われていたり、おかっぱの女の子が書かれているカラフルな暗記ノートを見かけたら、それは私のノートかも知れないね。

まとめ

  • 暗記シート(ノート)を作る
  • テスト直前ではなく早めに作るのがオススメ

がっつり計算する系の科目(数学・物理など)のテスト勉強

2年学年末テストで私が勉強法を変えたのが、このがっつり計算する系のテスト勉強だ。

これまでの勉強法

これまでは、テスト範囲に含まれている教科書の問題を1周してから、先生が作ってくれた「テストのサンプル問題」を2回ほど解いていた。

しかしこの方法だと、いざテストになった時「このタイプの問題見覚えがあるけど、かなり前に解いたせいで解き方があやふや」というパターンが多かった。 解けると思っていたのに解けなかった問題があった~とか、微妙に解き方間違ってた~、とか。

教科書のテスト範囲の問題をテスト1週間も前に解いてしまうせいで、いざ本番になった時解き方を思い出せないんだよね。アホじゃん。

新しい勉強法

学年末のテストではちゃんと計画を立てて本番に臨んだ。

まずはテスト1週間前までに、これまで通り教科書のテスト範囲の問題をすべて解いた。
そして、解説を見ないと解けなかった問題( = 私が1週間で解き方を忘れるかもしれない問題) の番号を別の紙にリストアップした。

そして、テスト2日前、1日前、当日朝の計3回同じサンプル問題を時間を計って解いた
リストアップしていた問題は、1日前の夜と当日の名が休みの時間に解いた。

結果は・・・大成功!

私は本番直前にサンプル問題を3回も解いていたので、サンプル問題と同じ形式の問題が出てくるなら、絶対解けるという自信があった。
そして、いざ本番。テスト問題の9.8割が「サンプル問題」の数字が変わっただけの問題だったので、すごくスラスラ解けた。解いた後、「絶対95点以上はある」という自信がもてたし、実際その通りだった。

今回学んだのは、物理や数学などで配られるテスト対策プリントは、直前に3回以上解いておくのがベストだということ。

1回目・・・分からない問題を無くす
2回目・・・解説無しで解けるようになる
3回目・・・すらすらと解けるようになる←この辺まで来ると安心

1回解いて分かったつもりになっても、いざテストになると「あれ?解説見て分かったつもりになってたけど、いざ解説無しで解くとなると、ちゃんと解けない!」という状態になってしまうことがある(以前の私)。
しかし3回も解くと慣れてくるので、同じ形式の問題が出てきたとき(凡ミスをしなければ)確実に点が取れる。自信もつくし、解くのが楽しい。

あと大切なのはサンプル問題を解くのはテスト直前ということと、時間を計ってやるということ。

サンプル問題を全て解いても、1週間後には解き方を忘れてしまうかもしれないからね。
1週間前までにとりあえず全部解いてみて、自分なりの解説や直前に解きたい問題をリストアップしておき、直前にも解くのが理想かな・・・

あと自分がサンプル問題を解けるギリギリの時間にタイマーをセットしてから問題を解くと、集中力を持続でき、スケジュールを立てやすいという利点がある。
私の場合、微積のサンプル問題は「60分」にカウントダウンタイマーをセットしてから解いた。さらさら解かないと時間内にサンプル問題が解き終わらなかったため、その間は集中して勉強できた。

まとめ

  • テスト1週間前までにはサンプル問題を1度解いて、自分が見返したときすぐに理解できるようにまとめておく
    教科書の問題も全部解いた後、直前に解きなおしたい問題の番号をリストアップしておく
  • テスト2日前、1日前、当日朝の計3回、サンプル問題を時間を計って解く

どの教科にでも大体共通しているテクニック

分からない問題を聞いてくれる友達を作る

高専にはその辺にいっぱい、自分より頭の良い同級生や先輩がいる。
分からない問題があった時、自分の身近に質問できる友達がいてくれると凄く助かる。ありがたい。
また、テスト勉強の時、自分が見落としていた内容について勉強していることがあるので、自分の勉強し忘れを防ぐことができる。
あとは、テストの傾向や範囲について情報交換したりとか。本当にありがたい。

テストを出す先生の癖を把握する

先生によって、どんな感じの問題形式を出すかは大きく違っている。
例えば数学のテストでも、「証明問題をたくさん出す」派の先生と「計算問題をひたすら出す」派の先生がいたりする。
例えば必死に証明問題を勉強しても、計算ばかりテストに出てきては意味がない。
そのテストを出す先生の癖を把握して重点的に勉強するところを決めた方が、いい成績を取れることがある。

癖を把握するには、先生の性格や普段のプリント、授業中の「ここ大切だぞ~」といったセリフとかから推測したりする。

手っ取り早いのは、これまでその先生のテストを実際に受けた先輩方に聞いてみること。
「○○先生の○○っていう科目のテスト、どんな感じで出るんですか?」と聞いてみるといいと思う。すごく大切。

まとめ

  • 分からない問題を聞いてくれる友達を作る
  • テストを出す先生の癖を把握する

最後に

ちゃんと書き出してみると、「私って結構考えながらテスト勉強をしていたんだな・・・」と思った。
この記事はあくまで個人が思ったことをまとめただけなので「それ違うだろ~」と思うところもあると思うけど、
そこは温かい目で見てやってください。

3年も勉強がんばるぞ~

ぴんくい大会出た話

ぴんくい大会出た話

こんばんは、最近築地でするめいかを買って上機嫌のびーまかです。
沖縄に帰ってきてから昼夜問わず眠りまくっていましたが、
ようやく眠気も冷めてきたのでブログを更新します。

私は第4回ビジネスモデル発見&発表会(通称ぴんくい大会)に出場するため、3/1~3/3の間東京に行っていました。
その感想とか反省とか書きます。

そもそもの経緯

そもそも、ぴんくい大会全国大会に出場するためには、
うちな~ICTビジネスプラン発表会」か「沖縄大会」で全国大会への出場権を獲得しなければいけませんでした。
しかし、うちなーの大会ではU150に出場権を持っていかれたので…
私は他のチームと一緒に、もう1つの「沖縄大会」にも出場しました。
少し渋っていたmito先輩には、可愛い後輩のお願い攻撃を使って!一緒に出てもらいました!

大会の結果、私たちは3つの賞をいただきました!



私達は元々キャンパス部門だったのですが、なんとビジネス部門の大賞を獲得しました。…キャンパス部門の対象が発表された後にチーム名が呼ばれたから、ドッキリかと思った。


まあ、そういう訳で、私達ちょこちっぷマフィンは
ビジネス部門枠で全国大会への出場権を得ました。(…起業してないからね。勘違いしないでね。)

発表当日

前日に貸し会議室で発表練習を行い、いざ当日。
私は31チーム中16番目で、午後からの出番でした。

午前中はU150と一緒に、会場の外で練習。
いつものことながら、凄く緊張していました。
しかも今回は…メンバーのmito先輩がインターンで来れなかったため、
舞台に立つのは私1人。(mito先輩が大会出るのを渋っていたのは、多分これが原因)

元々プレゼン担当が私、質問タイムでの答弁担当がmito先輩だったため、
(アプリの詳しい仕組みとか、ビジネスプランで分からない質問されたらどうしよう…)
とかぐるぐる悩んでいました。

そうそう、プレゼンといえば…私の1つ前が凄かったんですよ。
なんと、プレゼンターがデーモン閣下のメイクと衣装。ガンガン音楽流れてるし、口調もリハの時と全然違っていたし。とにかく、インパクト抜群で会場の雰囲気もざわついていました。
その頃私は舞台裏で、係のおじさんやお姉さん方に励まされてました。
「大丈夫、できるよ!」とか、「あのプレゼンの後に発表するのは大変だと思うけど、自分のペースでがんばって。」とか。
多分私がデーモン閣下の次のプレゼンターだったから励ましてくれたんだと思います。優しい。

そして、いざ自分の出番。
思った以上に、落ち着いてプレゼンをすることができました。
会場全体に順番に視線を向けること、笑顔でいること、時間の調整。練習で意識していたことが、本番でもできました。
これまでの大会で、少しプレゼンの緊張感に慣れていたんだと思います。
一番心配だった質問コーナーでも、アドバイスを1つ貰っただけで、全く怖い質問はきませんでした。
(…質問に備えてアプリの仕組みやビジネスプランを勉強しなおしていたのに。むしろもっと質問来てほしかった。)

発表を終えた後は、他チームのプレゼンを鑑賞していました。
今まで「つみきっずのプレゼンは凄いな、格が違うな…」と思っていたけれど、
つみきっずと負けないくらいの凄いアイデアやビジネスプランをもつチームがあって、
ちょっと怖かったです。やはり全国レベルは完成度が高いなあ、と感じました。

結果発表。
私達ちょこちっぷマフィンは、「審査委員会特別賞」を受賞することができました!
実はこの賞、元々予定されておらず、急遽作られた賞なのだそう。
当然賞状や副賞も用意されていなかったため、受賞者の記念撮影では1人だけ手ぶらでした(笑)


ちなみにU150は「女性企業家大賞」「エネコム賞(スポンサー賞)」のダブル受賞。
同じ沖縄地区でハブゲットを発表したMITは「アイ・オー・データ賞(スポンサー賞)」を受賞。
沖縄から3チーム出場し、なんと全て受賞するという「沖縄ヤベェ」みたいな結果になりました。

結果を見ると、ちょっと悔しいです。うちなーに続いてまたU150に良い賞獲られた!って感じで。
まあでも、それだけ「つみきっず」の内容が良かったんですよね。
正直いうと、おたすけじゅーるは売り上げ計画ヤバかったし。
教授に「んー…コンビニでバイトした方が良くない?」と言われる程度には。
でも、こうして全国の大会で舞台に立てたことや、他チームのビジネス・アイデアが見られたのはいい経験になったと思います。
来年参加するときはもっとビジネスアイデアやプランを練り上げて、説得力のあるプレゼンが出来る様になりたいです。

また、交流会の場面では、発達障害の人のカウンセリングを行っているという女性や、
音響を担当していたスタッフさんとお話することができました。
発達障害の人のための工夫について熱心に聞いてくれたり、
私のプレゼンに対して好意的な感想をいただいたりして、本当に嬉しかったです。
がんばって良かった!と思えました。


ハブゲットを作ったMITの2人にも会いに行きました。
あの子たち、中3ですらなかったよ…マジか…
沖縄高専(ICT委員会)の宣伝もしておきました。
来年もぴんくい大会出るのかな?楽しみです。

ちなみに、このツイートについてですが。


…達成できたよ、わりと。

最後に

M教授、某会社の御方、U150の2人には特にお世話になりました。
本当にありがとうございました!
そしてmito先輩、nemu先輩も、おたすけじゅーるを作ってくれてありがとうございました!

そして!!
3/7は、U150のmanaway、るいコせんぱい、きしもんせんぱいの3人は企業家甲子園本番ですね!
頑張ってください!!
教授また東京行くの大変だけどがんばって~
みんなでおいしいもの食べてきてくださいね~

おわり。